ただ、この場合、春兄が正しいと言うか、秋人さんが変というか、 あたしが眉をひそめた辺りで、手をグイッと引く秋人さん。 「行くぞ。じゃーな、小春」 だけどもういつも通りの顔で、軽く手を上げる。春兄も何もなかったように、「よろしくね」と言ってあたしの傘を秋人さんに手渡した。なんか、よく分かりません。