二つめは、社会的妄想です。

これは簡単に言えばその人が「何になりたがっているのか」ですね。


ギタリストになりたがっているのであれば、音楽を愛し、楽器を愛し、メンバー同志のつながりを愛し、そういった未来を愛す、ということです。


そういった「理想の自分」を常に追い求めているのが男性です。


そしてこれは、女性が思っているよりはるかに「密接で重要な」部分です。これこそが「己の存在理由」とまで考えている男性が多いです。
「好きな人といっしょになって、子供を育てて幸せな家庭を築く」という夢には、この男性の社会的妄想がいっさい含まれていない(むしろ捨てよと言われている)ことにより、これらの事柄がなかなか第一には考えられないんです。


もし女性が男性にどうしてもつきあってほしいと考えているのなら、こういった社会的妄想に理解を示してあげると、男性はコロッとなびきますよ(笑)。


そして女性に自分の社会的妄想が全く理解されていないと知ったとき、男性はとてつもないさびしさにおそわれると思います。