声恋 〜せいれん〜





はげしい音の、感情の津波に、会場の人波が呼応する。




あれくるう海原にもまれながら、救いの光の柱がみえる。




蓮也が美しく吠える。




みんな、それにあわせて声をふるわせる。




冷たい夜が、闇がこわくて。




だからみんな、叫んでいる。




生きていくための、勇気が欲しくて。