「それなら安心ね!」 どこかどう安心なのか一般人の俺には理解できかねないが、本人が大丈夫のようなのでそうっとしておこう。 なによりこれ以上非現実な世界に巻き込まれるのはゴメンだ。 ……もう二度と非現実的な世界には行くなよ。 そう伝えたら、海斗は満面の笑みを浮かべながら「御意~」と一言だけ発した。 ―――海斗がなぜリンチにあったのか? その謎は、海斗が診察中にマンボウがこっそりと教えてくれた。 あの馬鹿。嬉しいから後で一発殴ってやる。