「ねぇねぇ……その子どうしたの?生きてるの?泣いてるの?」 囁く声が上の方からチャールズに向かって問いかけられた。 小さく小さく呟いているにも関わらず、鼓膜に直接吹き込んで頭を揺らす鳥のさえずり。 ねぇねぇ 独特のテンポに問いかけと含まれた毒々しさ、チャールズを震えさせるには十分だった。 しかし、チャールズは今の状況を理解しなければならない。 そう、彼は意思をもって今まさに、震えるほど現実を感じているのだから。