「あれ、それも知らないの?
学園の生徒の大体が一つは入ってるよ。
他校の人だってお近付きになりたいとかで入ってるし一目みたいって出待ちしてる子もいるし。」

『た、他校まで…!
凄い、人気なんですね。
余り関わりたくないです…。』


アハ、と苦笑いする華楠。
由香はえ〜っ!とブーイングをあげる。



「私は慧一筋だから華楠にが他の人に興味もったら良いなぁって思ったんだけどなー。」

『ご、ゴメンね…?』

「ううん、全然!
あの五人は普通に望みなしだし?
普通のイケメン探そ!」

『だ、だから面食いは…』

「いーからいーから!
さ、とりあえず今日は帰ろ!
私達ずっと道端で井戸端会議してたんじゃん!」

『う…、そ、それもそうだね!
眼鏡返して…!』

「はいはい。
外で遊ぶ時とかはたまにでいいからまたお洒落してよねー?」

『う、うん、また、ね!』