魅惑★ladyの作り方




「遠いところご苦労様でした、成澤学園理事長の成澤です。
一ヶ月だけだけど、色々と感じるところがあると思うから。
君達にとっても、うちの生徒にとっても良い刺激になると良いな」


ところ変わって理事長室。
ここには理事長、charm☆five、三ノ輪学園生徒会、そして理事長の後ろに華楠と目を見開いて息を乱す興奮した様子の由香がいた。


「charm☆five勢揃い…!
そしてcharm☆voice 慧…!
ああああああああ、生、慧…!」


小さな声で息荒く呟く由香に苦笑するしかない華楠。
そんな由香を気にすることもなく理事長は話しを続ける。


「うちの生徒会が出た今、この学園を任せている生徒がここにいる男の子達五人なんだ。
顔合わせがてら紹介しておきたくてね。
あ、その前に僕の秘書的仕事を任せている女の子も紹介させてもらうよ」


その言葉に一歩前に出ると理事長はにこりと華楠に笑いかけた。


「結城華楠ちゃん、二年生だよ。
それと君達の幼なじみってことで友人の由香ちゃんにも来てもらったんだ。」

「久しぶり!」

「ふふ、先に男の子同士の紹介をお願いしようかな」

『では、三ノ輪学園生徒会の皆様に我が学園の特色ともいえる言葉を交えてこちらの五人の事を紹介させていただきます』


特色とは、もちろんcharm☆〜のことだ。