きみといると



毎日まいにち



やさしさが押し出されてきて



ぼくはいたたまれなくなる



ゆずってもらうたびに



自分がぎゅっと縮んでしまったようで



さびしさだけが



つのる



ぼくのつらさを感じすぎるきみが



つらい



うつくしいものを見るのが



つらい



もう一度



桜を見に行こう



ピンクだと思っていた



灰色の桜を