「桐谷くん、ちょっと」
課長がお呼びだ。
「はい、何でしょうか」
「金曜の東京出張の件なんだが、恐らく一泊になると思うからホテルの手配をせんとな。
坂下くんと同じホテルでいいだろ?」
「その件でしたら、俺 あっちに実家ありますんで、わざわざホテルは要りません。
坂下さんの分だけ予約して下さい」
「そうか。そういう理由なら仕方ないな。ならそうしよう」
ふぅ~。
なんとか逃げ切れた。
出張を金曜とかにしないでくれよ。
なんか上手い具合にくっつけられそうな気がするのは俺だけか?
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