「えっ?」


「どっちが良い点数をとるか。俺が負けたら言いなり解放で小梅が負けたら……」


そう言うと要は私の耳元に顔を近づけた。


「小梅からキスでもしてもらおうかな。ここに。」


要はそう言って私の唇を人指し指でなぞった。


「私が言うまでキスしないって言ったっちゃ!!」


「俺からはな、小梅からだったら嘘にならねえだろ?それとも、もうテストで俺に負ける気でいるのか?」