田舎姫と都会王子

しばらくするとジーンズの半パンに半袖の動きやすそうな格好をして小梅が部屋から出てきた。


「お待たせっちゃ。」


「お前………」


ワンピースとかを着ると期待した俺はガクリと肩を落とした。


「どうしたっちゃ?」


わからない小梅は首を傾げまん丸の目で俺を見てきた。


「何でもねえよ。それよりは行こうぜ。」

俺がそう言うと小梅は笑顔で頷いた。


家を出ると小梅は俺の腕を掴んできた。


「要を連れて行きたい所があるっちゃ!」

そう言われ小梅に腕を引かれ連れていかれた所は、小さな学校だった。


「ここは?」


「私の学校っちゃ。小・中とここで過ごしたんだっちゃ。」


「小・中とか?この学校で?」


小さい学校をみて俺が聞くと小梅は頷いた。