田舎姫と都会王子

その後、朝食を食べ小梅の部屋に戻ると小梅は窓の外を見た。


「要!ここら辺を散歩しよっちゃ。要、此処に来てから色々あったから、ここら辺をゆっくり見たことないでしょ?」


確かにそうだった。


「だな。小梅、案内してくれ。」


「わかったっちゃ!!」


小梅はそう言うと俺をジッと見た。


「何だ?」


「着替えしたいから部屋から出てほしいっちゃ。」


顔を少し赤らめ言う小梅が可愛いと思った。


「手伝ってやろうか?」


「えっ?」


「着替え。」


俺がそう言うと小梅はボッとタコみたいに顔を真っ赤にした。


「遠慮するっちゃ!!」


部屋から俺を追い出すと小梅は勢いよくドアを閉めた。


「プッ……クックックック。」


一々反応する小梅を笑いながら俺は小梅の部屋から離れた。