田舎姫と都会王子

その後、理沙は家に帰っていき俺は1人で家に帰った。


(理沙に不安な顔をさせたのは俺だ……あいつのあんな顔みたくねえ。)


そう考えながら歩いていると圭吾に会った。


「先輩。そんな顔してどうかしたんですか?」


圭吾が心配そうに俺の顔を覗き込んできて、俺は眉を寄せた。


「俺、どんな顔してた?」


「落ち込んでいると言うか、くらい顔していましたよ。」


「圭吾、頼みがある。」


内容を圭吾に話すと圭吾は笑顔で頷いた。

「わかりました。先輩の頼みならやりますよ。」