田舎姫と都会王子

「先輩は前の格好いい先輩とは違う!俺達を捨てた裏切り者だ!」


圭吾はそう言った途端に俺に拳を飛ばしてきた。


「圭吾!」


「どうしてですか?俺はずっと先輩について行くって決めたのに。先輩は簡単に俺を捨てた!」


「圭吾、落ち着け!」


俺がそう言っても圭吾は、俺に拳を飛ばすのを止めなかった。


(俺はこいつをこんなに傷つけちまったのか…)


圭吾は涙を流しながら俺に訴えてくる。


「圭吾、悪い。」


圭吾の動きを止めるために、俺は圭吾にみぞおちをした。


「うっ……」


圭吾は、その場にガクッと膝をつき俺を見てきた。