田舎姫と都会王子

〈ドカッ!〉


鈍い音が響き殴られた所に手を当てると手に血がついた。


「お父さん、話し合いましょって……言っているのにわかんねえのか!!」


「やっと本性が出てきたな。そんな髪の色してるのに良い子ぶりやがって、ムカついてたんだ。さあ来いよ。」


小梅の親父はそう言って構えた。


頭にきて殴ろうとしたが、小梅の親父は余裕でかわし俺にまたパンチを喰らわせた。

「動きがおせえな。こんなんで小梅を任せられるか!」


小梅の親父はそう言ってまた殴りにかかってきた。


「ちっ!」


俺は、とっさに足を出し小梅の親父の足に引っ掛けた。