田舎姫と都会王子

「ここで良いか。」


小梅の親父はそう言って、足を止め周りを見渡した。


「何をするんですか?」


着いた所は広い空き地だった。


「ガッチンコタイマンに決まってるだろ?」


小梅の親父はそう的ニヤリと笑った。


「止めましょうよ。もうこんな時間ですし。」


空は赤くなりもう日が沈みかかっている。

「何時まで時間を気にする余裕があるかなっ!」


小梅の親父はいきなり拳を作って俺の顔面目掛けてパンチを繰り出してきた。


かろうじて俺はそれを避け、小梅の親父を睨んだ。