ラブゲームが終ってから2ヶ月経ち、夏休みを向かえた。


「小梅、夏休み何処行く?」


雪乃は、ウキウキしながら私に聞いてきた。


「取りあえず、家には1回戻らないと。お母さんが帰って来いって。」


「私もだ~。皆元気にしてるかな?何時行く?」


「来週の月曜日はどうっちゃ?一週間向こうに泊まれるし。」

「そうだね。じゃあその日にしよっか。」


お母さんの顔がフッと浮かび、もうすぐ会えると思うと、胸が躍った。