「私、雪代 小梅と申します。人見知りが激しいのですが宜しくお願いいたします…」


私はペコリと頭を下げて席に座った。


「これで、みんな自己紹介終わったな。今日は、これまで。明日から授業あるからな。」


拓にいはそう言うと教室を出て行った。


「小梅、さっきの喋り方何?」

「敬語使っただけだよ?」


「だって申します。とかお願いいたします。とか…」


私達が話していると、クラスの女の子が近づいてきた。