田舎姫と都会王子

「珍しい事もあるもんじゃね。ヤクザと警察署長の息子が親友になるなんて。」


「親は関係ねえよ。徹も俺も気があったからダチになった。それだけだ。それより、もうそろそろしたらペアが出てくるんじゃないか?」


要がそう言うとお化け屋敷の出口からペアが次々と出てきた。

顔を背けてるペア、さり気なく手を繋いでるペア、ベッタリのペア等いろんなタイプのペアがあった。


「小梅、人が多くなってきたし行くぞ。」


「行くって何処へ?」


「良いから来い。」


要にそう言われ私は要の後を追った。