「出てないっちゃ!」


「自分の顔鏡で見てみな。赤くなってっから。それよりお化け屋敷楽しみにしてろよ?小梅が泣くくらいスリル満点のお化け屋敷にしてやる。」


「望むところっちゃ!」


「良い度胸だ。じゃあ明日な。」


要は、そう言うとバイクにまたがった。


「絶対泣かないっちゃ!」


私がそう言うと要は、二ヤッと笑いバイクに乗って行ってしまった。