田舎姫と都会王子

数時間経つと会長がパンッと手を叩いた。


「よし!今日はこれまでにするか。皆、お疲れ様!」


会長がそう言うと、皆教室から出て行った。


「俺らも行くか。」


「えっ?」


「送ってやるよ。お前強いから大丈夫だと思うけどこんな時間だしな。」


要にそう言われて時計を見ると6時を過ぎていた。