「先輩、私にも見せて下さい!」


私がそう言うと秀樹は、カードを渡してくれた。


「姫は、此何だかわかる?」


「何でしょ?」


カードには、黒くて丸い物体。

先に棒のような物が1本生えている。


「あっわかった!カブトムシ!」


「これが?言われれば見えなくもないけど…」」