「今から体育館に移動して入学式を行う。1年生代表は確か、雪代だったな。」


そう言って私の顔を見た拓にいの顔は驚いた顔をしていたが、直ぐに冷静な顔に戻った。


「小梅、あんた首席だったの?」


「まぁ…」


雪乃は、驚いた顔で私をジッと見ていた。


(私ってそんなに馬鹿に見えるのかな?)