「小梅、大丈夫?また顔白くなってるよ!」


雪乃は私の顔を心配そうに覗き込んできた。


「だっ大丈夫……」


私はフラフラと歩きながら自分の席に座った。


しばらくすると先生が教室に入ってきた。


「今日からこのクラスを担当する、新垣だ。宜しく。」


私は、先生の顔を見て驚いた。