田舎姫と都会王子

「では、自己紹介と言うことでまず始めに生徒会に入る2人から宜しく。」


会長がそう言うと、要は席を立った。


「平田 要。噂されているなら言わなくてもわかると思うので宜しく。」


要はそう言ってお辞儀をすると席に着いた。


「えっと、雪代 小梅です。お役にたてられる様に頑張ります。」


私がそう言うと、会長が席を立ちまた抱きしめてきた。


「此処にいるだけで、役にたってるよ~。緊張しちゃって可愛すぎ~。」


「会長、今自己紹介中よ。」


女の子がそう言うと、パッと私を離した。