「…胡桃?」
そこにいたのは、胡桃。
胡桃は体育座りをして膝に顔を埋めて眠っている。
制服を着たままって事は、カフェから出た後ここに来たってことか。
19時には帰ってたから、4時間くらい1人でずっと待ってたの?
危ない!
こんな可愛い子がこんな所に1人でいるなんて。
ただでさえ夏は変質者が多くなるのに。
部屋の中に運ぼうと胡桃を抱き上げると、胡桃は目を覚ました。
「…あっ、茜くん。バイトお疲れ様でした」
「あぁ。それよりどうした?何でここにいるの?」
玄関の鍵を開けて中に入り、胡桃を床に降ろした。
胡桃は遠慮がちに俺を見つめる。
「今日の茜くん、何だか元気がなかったから…」
それでワザワザ待っててくれたのか?
本当優しいな、胡桃は。
「何かありましたか?」
「…何って程の事じゃないよ。でもありがとう、心配してくれて」
何か飲む?と聞きながら背を向けると、胡桃に服の裾を掴まれた。
そこにいたのは、胡桃。
胡桃は体育座りをして膝に顔を埋めて眠っている。
制服を着たままって事は、カフェから出た後ここに来たってことか。
19時には帰ってたから、4時間くらい1人でずっと待ってたの?
危ない!
こんな可愛い子がこんな所に1人でいるなんて。
ただでさえ夏は変質者が多くなるのに。
部屋の中に運ぼうと胡桃を抱き上げると、胡桃は目を覚ました。
「…あっ、茜くん。バイトお疲れ様でした」
「あぁ。それよりどうした?何でここにいるの?」
玄関の鍵を開けて中に入り、胡桃を床に降ろした。
胡桃は遠慮がちに俺を見つめる。
「今日の茜くん、何だか元気がなかったから…」
それでワザワザ待っててくれたのか?
本当優しいな、胡桃は。
「何かありましたか?」
「…何って程の事じゃないよ。でもありがとう、心配してくれて」
何か飲む?と聞きながら背を向けると、胡桃に服の裾を掴まれた。

