「それより茜くんは医大生だったんですね」
「あ?あぁ。一応ね」
「凄いなぁ、医大生だなんて。インテリってヤツですね」
「まぁ、インテリよりヘンタイってよく言われるけど」
あれは傷付くんだよ、と
茜くんは笑った。
「あの、私。看護婦さんになるのが夢なんです!だから…」
茜くんが優しくさすってくれる手首に視線を落として意を決した。
「私に勉強、教えて下さいっ!!」
私って
こんなに大胆だったっけ?
でも…
こんな自分が
ちょっと好きだと思えた。
「もちろん。俺で良ければ」
恋って
こんなに素敵なものだったんだ。
「あ?あぁ。一応ね」
「凄いなぁ、医大生だなんて。インテリってヤツですね」
「まぁ、インテリよりヘンタイってよく言われるけど」
あれは傷付くんだよ、と
茜くんは笑った。
「あの、私。看護婦さんになるのが夢なんです!だから…」
茜くんが優しくさすってくれる手首に視線を落として意を決した。
「私に勉強、教えて下さいっ!!」
私って
こんなに大胆だったっけ?
でも…
こんな自分が
ちょっと好きだと思えた。
「もちろん。俺で良ければ」
恋って
こんなに素敵なものだったんだ。