気が付けば日はすっかり暮れ、いつのまにか周りの患者さん達は室内に戻っていたようだ。 「やっべ! ごめんな。入院してるのにいつまでもこんな所に居たら余計悪くなるよな」 「ふふ。ありがとう」 「例を言われるような事してないっての!」 立ち上がり、近くにあったゴミ箱にパックを捨ててもらい、室内に入った。 そこで優香はハッとした。 「いっ、今何時!?」 「ん? 六時半ちょいくらいかな」 「まずいまずいー! 部屋に戻らないと! 回診があるの忘れてた!」 「あっ! そうだ! 急ごう」