抱きかかえられているような感覚がする。 きっとお姫様抱っこというやつかもしれない。 ふわり、と柔らかいベッドの上に寝かされる。 気が付いたらいつもベッドの中に居たのは、きっと今と同じ様な状況だったのだろう。 やっとの思いで目を開けると、そこには秋人が居た。