メガネの裏はひとりじめⅠ




今のあたし。



自分でも分かるぐらい快美ちゃんのセリフにマヌケな表情を綺麗すぎる美人な快美ちゃんに曝してると思う。



大和が選んだってわけじゃないけど。



でも快美ちゃんが言ったことは間違ってはいなくて、何であたしではなく大和だと思い分かったのか、それが驚きなのだ。



もしかして快美ちゃんってエスパー?



…いやいや、ただ単に大和があたしにこのスカートが一番似合うって言ってたの聞いてただけなのかも。



マヌケ面を曝しながらも頭の中でいろいろとそんなことを考えていると、唐突に「プハッ」と笑いを吹き出され、あたしは瞳を持ち上げる。



「あははっ!可鈴かわいー♪」

『…快美ちゃん…?』

「ん?あぁ、可鈴が思ってること、多分全部違うかな」



うえぇ!?



マヌケ面から今度は言われたことにパチパチと瞬きを繰り返し驚くあたしにクスクスと喉を鳴らして笑う快美ちゃん。



あたしの思ってること分かったとか、やっぱ快美ちゃんはエスパーだ…っ。



クスクス笑う快美ちゃんに何であたしではなく大和だと思ったのか聞くと、「ナイショ♪」笑みを零したままそう言ってあたしの身体をクルリと回転させる。