やばいよ道留君…。どこでそんな超人並みの力を手に入れたの。
びっくりしすぎて(多分)まぬけ面をさらしているであろうあたしに道留君は。
「言っとくけどエスパーじゃないからね。」
何で!?
驚きなんてものじゃない。少しばかり怖さを感じる。
道留君はエスパーじゃないのかって疑ったことまで読んでしまった道留君。エスパーだろどう考えても。なのに違うって。絶対嘘だ。
もしそれが本当なら、やっぱり顔に出てたのかなぁ…?ペタペタペタペタ。難しい顔をして、顔を確かめ出すのは本日三回目。
…はぁ。途端に吐かれたタメ息。
「何でさっきから自分の顔ペタペタしてんの。」
『だって、道留君がエスパーじゃなかったらあたし、顔に出てたのかなって…。』
「…、…かわいーな、可鈴。」
怒っていた表情は、呆れたような、だけどちょっとふて腐れたような。そんな表情に変わって、顔に触れていた手は取られる。
『か、わ…?』
「うん。可愛い。」
『…っ、…何で、その、分かったの…?』
「ん?」
『っ考えてたことと、エスパーのこと。』
「ああ、うんっとねー、」


