メガネの裏はひとりじめⅠ




やばいよ道留君…。どこでそんな超人並みの力を手に入れたの。



びっくりしすぎて(多分)まぬけ面をさらしているであろうあたしに道留君は。



「言っとくけどエスパーじゃないからね。」



何で!?



驚きなんてものじゃない。少しばかり怖さを感じる。



道留君はエスパーじゃないのかって疑ったことまで読んでしまった道留君。エスパーだろどう考えても。なのに違うって。絶対嘘だ。



もしそれが本当なら、やっぱり顔に出てたのかなぁ…?ペタペタペタペタ。難しい顔をして、顔を確かめ出すのは本日三回目。



…はぁ。途端に吐かれたタメ息。



「何でさっきから自分の顔ペタペタしてんの。」

『だって、道留君がエスパーじゃなかったらあたし、顔に出てたのかなって…。』

「…、…かわいーな、可鈴。」



怒っていた表情は、呆れたような、だけどちょっとふて腐れたような。そんな表情に変わって、顔に触れていた手は取られる。



『か、わ…?』

「うん。可愛い。」

『…っ、…何で、その、分かったの…?』

「ん?」

『っ考えてたことと、エスパーのこと。』

「ああ、うんっとねー、」