入社式の時にチラッと見ただけで、それ以来一度も話した事がない。
手足長いし、身長も私より高い。顔の小ささと、スラリとした体型はまるでモデル。
彼女は私と目が合うと、目を少し細める。
「どもー。小玉さんのお気に入りの子だ。相原さん!」
小玉さんのお気に入り?
…私が?
そこで杉浦くんが失笑する。
「お気に入りっつーか…同情だろ?
去年新入社員いなかったから、小玉さんが二年間部長の小言の標的になってた噂は聞いたけど…。
あの人の場合、ある意味部長の話相手でもあるし…相原のとはちょっと種が違うんじゃねぇ?」
杉浦くんは横山ありさちゃんに、意味ありげな視線を送る。
同情…か。
それでも私は、嬉しかったな。
このままだと、そのうち本当に辞めてたかも知れない。
「小玉さんて…いい人だよね。私、本当ならここに来る事、なかった…し」
お酒が入ったからか、目から涙が溢れそうになる。
手足長いし、身長も私より高い。顔の小ささと、スラリとした体型はまるでモデル。
彼女は私と目が合うと、目を少し細める。
「どもー。小玉さんのお気に入りの子だ。相原さん!」
小玉さんのお気に入り?
…私が?
そこで杉浦くんが失笑する。
「お気に入りっつーか…同情だろ?
去年新入社員いなかったから、小玉さんが二年間部長の小言の標的になってた噂は聞いたけど…。
あの人の場合、ある意味部長の話相手でもあるし…相原のとはちょっと種が違うんじゃねぇ?」
杉浦くんは横山ありさちゃんに、意味ありげな視線を送る。
同情…か。
それでも私は、嬉しかったな。
このままだと、そのうち本当に辞めてたかも知れない。
「小玉さんて…いい人だよね。私、本当ならここに来る事、なかった…し」
お酒が入ったからか、目から涙が溢れそうになる。


