素敵な片思い

「杉浦、お前ほんま気ぃきかんやっちゃな…。相原さん、メニュー見たいて」


うわ…。私が物欲しそうにメニュー見てた事、気付いてたんだ。


小玉さんにメニューを渡され、ドリンクのページを開く。


「じゃ、私はシンデレラ…お願いします」


「は?」


店員さんにそう言うと、杉浦くんがこれでもかってぐらいに、呆れた顔をする。


「…シンデレラ?へ?」


「杉浦、もう酔うとんのかぁ?カクテルやん。お前ももーちょっと勉強せぇよ。せやからモテへんねん」


小玉さんは杉浦くんにおしぼりを投げると、なぁ?って私に同意を求めて来る。


…ハイ、ごもっともで。


小玉さん、めちゃくちゃいいヒトだわ。それに引き換え、この杉浦…。


ダメダメだぁ。