初恋の人を六年間も想い続けるなんて、おかしいのかな? 私は現実から逃げてるだけなのかな? 笑い話にされそうで、この話は誰にも言えていなかった。 自分でも、夢見てるって思う。 きっと、諦めなきゃいけない。 わかってる。 だけど… 綺麗な思い出には、どんな男子だって勝てないんだ。 初恋の人の思い出は、綺麗な部分だけ思い出せる。醜い部分は思い出さなくていい。 だけど現実はそうはいかない。 嫌な所だって見えてしまう。 いい加減、夢は捨てなきゃいけないな…。