「もう、おまえがどんなに嫌がって泣いてわめいても、ぜってー離してやんないから。」




「上等!かかってきなさい!私なんて、地獄までついていってあげるから!」






顔を見合せて、わらいあう。








「これからも、よろしくね。」







私たちは、繋いだ手を握りなおすと、雪の中を歩いていく───…










─END─