えーーっと。

その。。。。

あー…………

「んだよ?腹減ってんだよ、悪いか?」

「いえ、滅相もないです。」

僕の目の前で、食べ終わった皿をピラミッドの様に重ねていく女の子。

「てかアンタそれだけ?足りるの?」

「それだけ?って言われても、これ一人前ですけどね。」

僕は綺麗に食べた一人前のお皿を見つめています。

「ふーん、まぁ天使だから本当は腹は空かないんだけどね。ほら、食べるのって楽しいじゃない。」

バクバク。ガツガツ。

ムシャムシャ。カリカリ。

僕が黙っていると、辺りに擬音だけが響き渡ります。

「ま、でもほら。先輩天使と食事ができるなんて感謝しなさいよね。」

「はい、感謝してます……」


なんで、僕が先輩の天使とご飯を食べているかと言うと。

それは三時間ほど前にさかのぼります。