ぽふん。

『いやぁ、本当に君って良い子だよねー。』

「わわ、神様。」

また急に現れた神様。

いくら見えないからといって、こんな簡単に皆がいるところに出てきて良いのだろうか。

『色んな感情に浸ってるところ悪いんだけどさ、早速依頼がきたから頼まれてちょーだい。』

神様はふところから一枚の紙を差し出します。

「浄化依頼書?」

そう大きく書かれた紙には、知らない少年の顔写真とプロフィールが載っていました。

『そ、浄化依頼書。つまりね、この少年に近々芽生える悪意の芽を刈り取って欲しいの。』

「近々芽生える?何でですか?」

僕の質問に神様はうーん。とうなります。