青空の紙ヒコーキ

「両想い…?」

あたしは質問で返してしまった。

「え?こういうのを両想いって言うんじゃないの?」

「え…、まぁ…そう…だよね…」


あたしの曖昧な返事になんかむっとした顔をする。


「はるは本当は俺のこと嫌いなの?
俺だけなのかな好きなのは?」

「違っ…そうじゃない…。」


そうじゃないよ。陽。
思わず涙が溢れた。


「……はる?」

「陽のことは…す…好き…だよ。
でも…でも…」

「でも?」


優しい声が返ってくる。



「あたしと陽じゃ…
全然つり合わないから…。」

「つり合わない?」


ひとつひとつ、あたしの言葉を確かめて、呑み込んでくれる。

あたしはまた口を開いた。