青空の紙ヒコーキ

* * *


あたしの場所へ向かった。
本当は陽の場所。
って今は共通の場所かな…?

二人でずーっと空を眺めたりしてた頃は何の悩みもなかった。
二人で笑いあって、紙ヒコーキ飛ばしたりしてバカやってた。

この前、それを思い出したばかりだった…

なんでできなくなっちゃうの?
なんで『好き』になると前のままじゃいられなくなっちゃうの?



「チョコ…渡せないよ。あたしには…。」


そう呟いたときだった。















「見つけた。」


グレーの瞳があたしをじっと捉えた。