青空の紙ヒコーキ

「あれー!?
噂の五十嵐陽!!」



「…?」


「噂の五十嵐陽が一人で…しかもこんなところで何やってんの!?」













いきなり俺の視界に飛び込んできた女の子。


それがはるだった。


はるは俺の顔を覗き込むようにして立っていたんだ。







俺は状況がなかなか飲み込めず、ゆっくりと起き上った。