* * *

「んーっと…はい、それ着て。」

「へ?」

「へ?じゃないわよ!!
それ着なさい。」

「え…だってこれスカート…。」

「つべこべ言わずに着る!!
じゃないと脱がせるわよ!?」

「き…着ますっ!!」



あたしは秋姉のチョイスした服に渋々袖を通す…

けど…

なんかめちゃめちゃ女の子女の子したワンピースだからあたしは着心地がすごく悪い。


「あらー♪
やっぱり似合うじゃないそういうデザイン!!
それ、あたしが選んでおいたのよ?」

「え?な…なんで?」

「んー…いつかのため?」

「意味が分からない…。」

「今はいいのよ。それで。
はい座ってー。」

「へ!?」

「だからー!!
ここに座りなさいって。
魔法をかけてあげるわ♪」

「…?」