「だー!!もう分かんない!!分かんなーい!!」

「はる!?ってもう夜だよ…そんな大きな声出しちゃダメ!!」

「だって分かんないんだもん!!」





「何が分かんないの?」



「「えっ!?」」



ちょっと遠くの後ろの方から聞こえた声に

あたしと梨絵は同時に声を上げた。