*陽side*

そう。
君が怒られたことが嬉しいんじゃない。

君が俺を目で追ってくれた…
それが嬉しいんだ。


嬉しい気持ちはやっぱり、自分でコントロールすることなんかできなくて、簡単に表情に現れる。

自分で思っている以上に、はるの一挙一動に感情が揺さぶられる。

はるはそんなこと、思ってもないだろうけど。




「ん~?なぁに?」

美味しそうにアイスを食べながらそう尋ねてくる。

「美味しそうに食べるなぁって思っただけ。はる、幸せそう。」

「うんっ!!今、超幸せー♪」


君の幸せそうな顔を見ていると自然と笑顔になる。
君の幸せそうな顔は俺のことも幸せにするんだ。



*陽side END*