「あれ?いつの間に寝ちゃったんだろう?」


真奈はソファーに座りウトウトしていたらしい。


「いやな夢だった…」


日差しの差し込むリビング。
カレーを煮込むコトコトという音。


真奈の体には毛布が掛けてある。





そのやわらかい手触りに
安らぎを感じた真奈が庭に目を向けると


一所懸命バイクを磨く雄一が
見える。