「なぁ・・広・・俺さお前にこと少し見直したんだ・・ここまで追いかけてくるなんて無茶だけどさ・・お前が美穂のことホンキで取り戻したいことは伝わったよ・・」



椅子に座りながら真顔で言う。


「美穂の事、ルイちゃんも含めて愛せるんだな?」

「ああ・・俺は美穂を愛してる・・ルイちゃんのことだって・・・」


「他の男の子で未だに忘れられない人の子でもか?」

「ああ・・」



たくまは黙っていた。

広も・・。




「広、お前がルイちゃんも美穂も愛せるなら俺は邪魔しない、だけどお前、この先泣かせないって約束できるか?」




「できるさ・・俺は・・」


「過去の事を蒸し返すのは卑怯だが、美穂はお前と一緒になってもまた泣かされるって思うぞ?お前、付き合ってるとき大事にしてなかったし、何よりもう一人じゃないから余計に不安なんだ。子供はルイちゃんいがいに作る予定もあるんだろ?それならなおさら不安さ・・」