ルイとの初めの海外だがルカに会いにいく・・そんな気分だった・・。


行くときたくま君もついていくことになった・・海外出張がちょうどあったらしく、心配でついていくと言い出したのだ。


断っても、友達としてと笑顔で言われ、内心、彼がいてくれたほうが心強かった。








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イギリスに行く前日、広と偶然会った。





「美穂・・・その・・久しぶり・・・」



「うん・・・・」

プロポーズされてるからかぎこちない・・・。





「なぁ・・・美穂・・・その返事なんだけどさ・・・」



「うん・・・ごめん・・」


「えっ!それってだめってことか?」



「ううん、そうじゃないの・・ただ・・まだすぐ決められない・・・今すぐなら・・駄目としか答えられないの・・」




「じゃあ・・まだなら、希望はあるんだな・・・」



広の思いに今すぐ答えることはできない・・・



「・・・広・・私はたぶん、このまま待たせるわ・・きっと・・広の気が変わるまで・・離れてる間、きっと気が変わるわ・・広にはもっといい人がいるかもしれない・・だから・・」



「俺に諦めろっていうのか?」



「・・・・」




「俺は・・美穂を諦めたくない・・まだなら待つよ・・・美穂が俺から去って・・ルカってやつに取られて・・・どれだけ後悔して悔しかったか・・付き合ってたとき、大事にしてなかったのは俺が悪いし、別れを選ぶのは当然だと思う・・・・だけど、どれだけ美穂を愛してたか思い知ったんだ・・俺のこと信用できないのはわかる・・だけど・・信じてくれ・・・」