そんな風に言ってもらえるなんて、僕は少し驚きながらも嬉しかった。 僕達が存在する意味があると思えるんだ。 「本当に居心地がいいね」 ゆかりは満足そうに笑った。 ちらっと窓の外を見つめると雪が絶え間無く降り続いていた。