「……分かった。協定は結ぶ。俺達から言ったことなんだし、蒼が魔術族なのは今俺が確認したからな」
険しい表情だった永遠は目を伏せ、とても小さな声で呟いた。
微かに声が震えている。
「でも……その前に!!」
永遠は伏せていた瞳を大きく見開き、あたしの懐に踏み込んでくる。
――――キィイン……
懐に踏み込む時、永遠が腰から短剣を取出し切り掛かってきた。
的確に心臓を狙ってきたそれを、あたしは寸でのところで現した剣で跳ね返す。
金属がぶつかり合う甲高い音が陽のおちた森に響き渡る。
「っ!!何、するの?」
間合いを取った永遠を睨み付けながら、あたしは強い口調で問い掛けた。
「はっ!!何するの……だって??」
あたしの問い掛けを鼻で笑った永遠は、あたしを強く見返してきた。
「仲間の仇討ち……って言ったら分かるだろ??」
険しい表情だった永遠は目を伏せ、とても小さな声で呟いた。
微かに声が震えている。
「でも……その前に!!」
永遠は伏せていた瞳を大きく見開き、あたしの懐に踏み込んでくる。
――――キィイン……
懐に踏み込む時、永遠が腰から短剣を取出し切り掛かってきた。
的確に心臓を狙ってきたそれを、あたしは寸でのところで現した剣で跳ね返す。
金属がぶつかり合う甲高い音が陽のおちた森に響き渡る。
「っ!!何、するの?」
間合いを取った永遠を睨み付けながら、あたしは強い口調で問い掛けた。
「はっ!!何するの……だって??」
あたしの問い掛けを鼻で笑った永遠は、あたしを強く見返してきた。
「仲間の仇討ち……って言ったら分かるだろ??」

