「電車きたっ!!」 未唯は子供みたいに走りながら、 電車の席を取った。 私の席も。 「絢ーっ 早くっ^^!!」 走り出した電車に座る未唯の 笑う顔は、電車の窓から見える 桜並木をバックにすると 本当に、なんていうか、どんな アイドルよりも可愛かった。