幸せな音色

小学校4年生ぐらいの時だったかな・・・。


私は図書委員だったから、お昼休みに返却された本を本棚に戻していた。


高くて、どうしてもはしごに乗らないと届かない本があった。



上りたくないしな〜
どうしよう・・・・・・



迷っていた私の手から問題の本が消えた。


びっくりして見上げたら慧クンがいた。




「これ、あそこ??」


『あ・・・うん』